福岡,探偵｜探偵業者研修＆懇親会、浮気調査機材研究

こんばんは、つばめ探偵社・興信所、代表の舩越です。

 

今日は長文です。ごめんなさい。

 

先日、早朝より福岡市中央区内にての浮気調査があり、

自分と理恵調査員で実施してきました。

当該調査においては、住宅街、しかも早朝、ということもあり、

見知らぬ人間がウロチョロとなると目立ってしまうことにもなりかねません。

 

従って、そうならない為のツールの一つとして、この日、自分は

「ジャージ＋コンビニのビニール袋、ボロスクーター」を利用しています。

早朝、ジョギング後に買い物をしたような姿ですね。

理恵調査員ももちろん変わったツールを利用していますが、

それは当方にとって大きな秘密の武器ともなるものにもなりますので、

ここでの公開はやめておきますね。

 

さて、その調査の後、午後は福岡県探偵調査業協会の研修に参加してきました。

その研修では色々な話が出ましたね。

二つだけ書いておきましょう。

 

まず、一つは報告書

 

報告書は各社で全然違っています。

その中でも当方は、昔から完全な独自路線ということになります。

特に「調査会社名を記すか否か」については、

うちだけが第一段階では記さないという形態です。

もちろん当該案件が裁判に移行し、調査会社名開示の必要性が生じる際には、

別途書面を発行することになるのですが、

第一段階では記さないという理由は以下になります。

 

まず、完璧な調査結果であれば、対象者も反論できないはずです。

例えば、弁護士さんが相手方と交渉する上で

「十分安心して、そして強気で交渉できる報告書」であれば

当該相手方も基本的に裁判で戦おうという気にならないと思います。

それであれば調査会社名は意味をなさないと判断して

記載していないというわけです。

 

当方の報告書は、付属物でも・・・・

ＳＤカード１２８ＧＢ約１０枚超、ＤＶＤ複数等という

圧倒的な物量作戦でもあると言えますね。

つまり「嫌と言うほどの動画」ですので、反論はできないでしょう。

 

また報告書、書面単体においては１５０頁では少ない方という形です。

例えば、今、佳境に入っているＫさんの案件では、

おそらく２００頁を軽く超えると思われます。

 

閑話休題・・・・

あ、そうです、Ｋさん、素敵なものをお送りいただき、本当にありがとうございます。

皆で美味しく頂戴しております。

お気遣い、感謝いたしますね。

 

話が少しそれてしまいましたね。元に戻しますね。

 

 

まともな報告書であれば、それは交渉上の大きな材料にはなりますが、

結局は訴訟に進まない限りは日の目を見ることはないのが通例です。

繰り返しますが、交渉上では大活躍しますので、大きな意味合いがあることは確かですけどね。

 

交渉時等において、どかんと置かれた分厚い書面を見たら相手方はどう思うでしょうね。

その中の数ページのみを開示し、他は何をつかまれているのだろう・・・・

と相手方は思うはずです。

そうなれば、もはや勝ちは確定です。

そうです、それならば社名などどうでも良いという考え方をしています。

重要なのは、中身です。

推移を示すはっきりとした映像、それを説明する表現技術、

稚拙なものではダメだと思います。

いつも報告書面を作成する際には、早大法学部で学んでおいて

良かったと思っています。

 

さて、正直に申し上げますが、

ここ数年で裁判に発展したケースもほんの少しはあります。

でも、たった４件です。

１００件以上お仕事をさせていただいた中の４件なのです。

１割にも達していません。

大多数が裁判に移行せず、

その前段階で決着となっているというわけです。

それも相手方の無条件降伏がほとんどです。

 

尚、訴訟移行の際でも不貞関係で争ったわけではなく、

財産分与、親権、養育費が争点となったものでした。

つまり不貞関係については、

裁判の時点でも相手方は負けを認めていたというわけです。

 

中途半端な報告内容であれば相手方も争う気になると思います。

しかし、「ぐうの音も出ないもの」であれば、

もはや争う気さえなくなるはずです。

当方ではそれを目指して仕事をしていますし

達成している自負は持っております。

 

まとめますが、訴訟での決着額と完全主導権下の和解交渉では

後者の金額がかなり上回っています。

そうなると、最初に全部認めさせ、

訴訟前に決着させるという当方の主張は正しい

ということになり、

「裁判で～といった探偵会社の広告文言」はおかしいとさえ

言えてくるのではないか？と思えてしまうということです。

 

 

さて、二つ目は探偵紹介会社についてです。

「いい探偵を紹介しますよ」、というＨＰもありますね。

「うちを通すと安いですよ」という

〇〇探偵さんなどが代表的ですよね。

 

ただ、公的な探偵紹介機関など存在しません。

全て営利になります。

紹介するけど契約額の２０％（例えば）をくれというものでして

仲介での営利目的になっています。

探偵業法違反行為ではないかとさえ思えてしまいます。

 

たとえば、「つばめでもいいけど、うちを利用して他もあたってみたら？」

のような文言も確認しています。

では、からくりはどこにあるのかということになります。

重要ですので繰り返します。

 

 

そういう紹介会社を通じて申し込むと、紹介料が必ず発生します。

そうなると、直接申し込んだ方がいいのかどうかはすぐにおわかりになると思います。

費用面、サービス面で大きな差異が生じることは間違いないと言えます。

お人好しのように無料で紹介する阿呆などいないということです。

 

もちろん、うちも紹介を受けたこともありました。

でも、最初から当方を信じて来てくれた方とどうしても一線を引くことにもなってしまいます。

紹介するだけの某社では、関係者に逮捕者も出ていましたが詳細はここではやめておきましょう。

もう一つ付け加えるならば、

紹介と称して自社を紹介するＨＰもありますので

もはや生き馬の目を抜く世界観さえ持ってしまえますね。

〇〇探偵さんなどは、完全な自社紹介です、

だから「うちを通すと安くなる」

などという意味不明な文言が出てくるわけです。

 

もし、うちを通すと安くなるというのなら、

その「うち」はどうやって食べているのでしょう？

その意味不明な文言のからくりが、超高額な自社を紹介してしまうから

と言えますね。

 

といった内容以外にも、法令関係、機材関係等、

有意義な時間を持つことができた一日でした。

研修は、福岡県探偵調査業協会という日本調査業協会の協力団体によるものです。

当方は日本調査業協会にも加盟しております。

入会資格は、依頼者さんとのトラブルがないこと、

まともな技術を持ち、まじめに業務にあたっていること、

まともな報告書が作成できること、これらが条件になります。

 

出来立てのFC探偵さんなどは、間違っても入れません。

では、少しだけ研修時の写真を掲出しておきましょうね。