探偵 福岡|運用可能な報告書と調査バレ探偵さんとの相違等
2026/07/26
つばめ探偵社、福岡空港前本部です。
先日、浮気調査の報告書、久留米発案件編を提出してまいりました。
他社さんでの調査で調査バレしていた案件でしたので
かなり慎重に進めてまいりました。
当該露見探偵さんは、フランチャイズ会社の経験値の低い方だったようで
ヒトの通行しない箇所をウロウロしまくって、調査開始前からバレていた
ということでしたし、こちらでは同じ轍は踏みたくないですので
とにかく人が姿を現わさないという手法で対抗しています。
話を聞きますと、怒りがこみ上げるほどのひどさには閉口してしまいます。
当該案件における対象者は会社員さん。
そして、終業後が調査実施時間帯。
勤務先は久留米市内になり、マンション1階に事業所は入っており
従業員数は約10名といったところです。
周辺状況を見てみますと、通行人はほぼ皆無に近い箇所。
対象者勤務の事業所ドア、窓を見ますと、外部からでもそこそこ中が見えます。
このような場合、中から外は「はっきり、くっきり」見えるのが普通でしょう。
探偵さんは、朝6時過ぎから同所に来ていますね。
そして、出勤する対象者を確認して映像を撮っていることがわかります。
その後、夕刻まで周辺をウロウロして、時折撮影・・・・
そしていよいよ、夕刻、終業後の追尾からという流れがわかりました。
しかし、尾行は距離を取りまくってのものであり、映った対象者は
豆粒写真の後方撮影のみ・・・・
早朝から夕刻まで事業所前でウロウロするおじさん2名。
女探偵という触れ込みの広告文言ですが、
なぜか出動しているのは、おじさん2人・・・・(笑) 意味不明ですね。
その後、はっきりと「露見していますよという指摘に近い動き」をされ
調査は頓挫してしまうわけです。
最終的には、もうそれ以上は続けちゃダメですよ、というところまで
やってしまい・・・・・
そこではやはりヒトや他車両の無い箇所なのに車両にてウロウロ・・・・
依頼者さんは帰宅した対象者につめよられ、そこから大喧嘩勃発。
別居へ・・・・・
困り果ててうちにいらっしゃったというわけです。
なお、調査開始時前から社内では「あれはなんだ?」「探偵?」「不審者?」
「特殊流動型強盗の下見ではないか?」などという噂で「大人気」となってしまった探偵さん。
というのが真相です。
では、その失敗した他社さんの報告書から抜き出してみましょう。
1ページに写真4枚という報告形態ですね。
上半分はトリミングしました。映像もひどかったですし、風景写真でしたので・・・・
掲出の意味がないものでした。
つばめ探偵社では、通常、浮気調査であれ何であれ、影像には主張が入ります。
そうなると小さな写真で満足したくないですし、
「これを主張したい、あれも主張したい」
という気持になりますので、うちではページに2枚が最大値です。
時には1ページをまるまる写真のみのページにしてしまうこともあります。
また、例示を見ていただければわかりますが、この失敗会社さんでは
写真内にタイムスタンプがないですよね。
文字で日付と時間が記入されています。
これでは、本当にその時の映像であるかどうかの認定ができず
手抜かりの第一歩と言えるでしょう。
要するに日時特定が甘いということですし、映像取得経緯もよくわからないものでした。
そして、うちのスタッフの意見としては、
「写真が全部、後ろ姿だけ。おそらくスマホ撮影」というものとなっており
ちょっとみっともない映像だなと思えました。
最悪なのは・・・・・
報告書というものは、訴訟、交渉に使用されるものであるのに
「~~しているように見える」という主観的想像意見が書かれていることですね。
影像が甘いので全てを客観的断定表現にできていないわけですから、
これは探偵事務所の出す報告書になっていないという意味になります。
他に出せる映像が無いから、そのような写真選択になっていることはわかりますが
こんな映像展開での報告書は無意味です。
さらに写真説明となるキャプションがキャプションになっておらず
その辺の小中学生の見様見真似みたいだと思えてしまう悲しいものですね。
日本語の文法的にもおかしな表現が出過ぎています。
結局、素人を勧誘してのFC探偵さんですと、ここまでひどいのか・・・・
と思えるシロモノを見せていただきました。
さて、それなら、どんな報告資料でなければならないのか
という点について記述してまいりますね。
「浮気の証拠として『評価される・評価されない』調査報告書の違い」
目次
1.弁護士は証拠を見る前に、まず「使える調査報告書か」を判断している
2.構造の整理されていない証拠は弁護士にとって扱いにくい
3.弁護士が最初に確認する「3つの判断基準」
【1】調査内容が一目で把握できるか
【2】事実と評価・推測が混在していないか
【3】「不貞行為の根拠となる場面」をすぐ拾い出せるか
4.弁護士が「そのまま使えない」と判断する資料の典型例
5.「使える」と評価されやすい調査報告書の共通点
【1】時系列整理が標準化されている
【2】客観的事実のみが記録されている
【3】写真・動画と説明の対応が明確
【4】証拠の取得経緯が説明できる
本日の更新では、ここまでの内容を記載してまいります。
以下、6以降は後日内容に組み込みますね。
あまりの長文となってしまいますと、頭に入りにくいこともありますので
まずは、5の項目までをお読みください。
6.整理された証拠資料が実務で評価される理由
7.「使える資料」がもたらす実務上の価値
【1】即座に証拠評価に入れる
【2】裁判所への提出がスムーズになる
【3】相手方への説得力が増す
【4】依頼者の利益に直結する
8.弁護士が「手を加えずに使える証拠資料か」を見ている
9.「撮れた証拠」と「使える証拠」は別物
1.弁護士は証拠を見る前に、まず「使える調査報告書かどうか」を判断
真上の写真は当方の浮気調査における実際の映像です。
同じ時刻、同じ場面をタイムスタンプ入りの別広角映像も絡めています。
弁護士が浮気・不倫の証拠資料を受け取ったとき、
最初に確認するのは「証拠があるかどうか」ではありません。
重要なのは、その資料が、裁判や交渉といった法的手続に
そのまま使える状態にあるかという点です。
一見してどのような状況を示す証拠か分からない証拠の場合、
実際に現場で状況を見聞きし、撮影した者ではない人間による説明や解説を
介在させる必要が出てくるため、
その過程で、誤りや認識の齟齬が生じていないかといった目を向けられることを懸念します。
そのため、実際には、証拠を見る際には、
この資料はそのまま主張や証拠提出に使えるか
それとも、整理し直しが必要か
という点を非常に気にしています。
弁護士は「良い証拠かどうか」を検討する前に、
「書面作成や証拠提出に転用できる資料かどうか」を判断しています。
2.構造の整理されていない証拠は弁護士にとって扱いにくい
写真は、トップ写真の逆側映像です。
ここでは別手法による日時特定も実施しています。
また、その他、日時証明と滞在証明も効かせていますので、
証拠価値は完ぺきなものとなっています。
弁護士は捜査機関ではないため、証拠を集めることに特化していません。
どのような証拠があるかを聴取し、主張を整理しつつ、
その主張を証拠により裏付け説明(立証)して相手方に提示し
裁判官が理解できる形に整える
といった作業がメインです。
そのため、構造が整理されていない資料は、中身以前に扱いにくいのが現実です。
これは能力や熱意の問題ではなく、業務の性質上の制約です。
真下写真は上の調査における乗車場面ですね。
暗視機器を利用していることがわかります。
マルチアングルであることがおわかりいただけると思います。
何度かラジオ音声を同時集力しての完全フルタイム撮影ですので
弁明の隙間も与えていない形です。
3.弁護士が最初に確認する「3つの判断基準」
【1】調査内容が一目で把握できるか
弁護士が最初に確認しているのは、次の点です。
・調査日ごとに記録がはっきり区切られているか
・行動の流れが時系列で整理されているか
・全体像を把握するのに時間がかからないか
これらが満たされていない場合、その報告書は
『そのままでは使えず、整理が必要な資料』と判断されます。
この時点で、評価は大きく下がります。
トップ写真の報告書は、それ以前の段階で没でしょうね。
【2】事実と評価・推測が混在していないか
弁護士が必要とするのは、
・誰が ・いつ ・どこで ・何をしたか
という事実のみです。
事実の記録の中に、推測や断定的な表現が混ざっていると、
「どこまでが事実なのか」を即座に判断できなくなります。
その場合、証拠の検討に入る前に、推測や表現を削り、
事実だけを整理し直す作業が必要になります。
※ご自身が証拠を収集される場合も
「○月○日:夫の鞄の中から避妊具を発見」のように事実のみを記録し、
感想や推測は別に分けておくと整理しやすくなります。
【3】「不貞行為の根拠となる場面」をすぐ拾い出せるか
裁判や示談交渉では、すべての記録を使うわけではありません。
弁護士が行っているのは、「浮気の証拠として意味を持つ場面」を選び出す作業です。
・この日の、どの時間帯か
・どの行動が不貞行為を推認させるのか
・どの写真・動画が証拠として使えるのか
これらを、資料を見た瞬間に判断できるかどうかが重要になります。
4.弁護士が「そのまま使えない」と判断する資料の典型例
次のような調査報告書は、評価が下がりやすくなります。
・重要な事実が、どこに記載されているのかすぐに分からない
・写真・動画と説明文が対応していない
・取得経緯を一貫して説明できない
・日時・場所の記録が曖昧
・推測と事実が混在している
これらの場合、弁護士は内容を検討する前に「整理が必要な資料」と判断します。
証拠の内容が弱いのではなく、裁判や交渉で説明し切れない構造になっていることが問題です。
5.「使える」と評価されやすい調査報告書の共通点
弁護士が扱いやすいと感じる証拠資料には、次のような共通点があります。
【1】時系列整理が標準化されている
日付ごとに明確に区切られている
行動の流れが時系列で追える
どのページを見ても前後関係が分かる
【2】客観的事実のみが記録されている
「誰が・いつ・どこで・何をした」が明確
推測や評価が混在していない
余計な主張や装飾がなく、事実に集中できる
【3】写真・動画と説明の対応が明確
撮影日時・場所が正確に記録されている
写真と説明文が対応している
どの証拠が何を示しているか一目で分かる
【4】証拠の取得経緯が説明できる
なぜその場所にいたのか
なぜその瞬間を記録できたのか
どのような方法で撮影したのか
これにより、資料を受け取った直後から、内容の検討に入ることができます。
ラストの写真2枚は、ホテルにおける入り場面を把握しに向かうスタッフのアイさんになります。
調査を男女ペアで遂行すれば、この動きは可能になります。
浮気調査であれば、ターゲットは基本的に男女なのですから
こちらが男女で対抗すれば、種々の場面で応用が効きますよね。
真上と真下は、両方ともアイさんになります。
大きく雰囲気が変わっていますよね。
真上の写真は博多区に所在しますラブホテル待機室における映像です。
ある離婚前提の浮気調査における初回証拠に到達した場面になり
ホテル入りの場面を一人で完結させて、意気揚々となっているアイさんですね。
ガッツポーズが出るのも当然だろうなという大活躍だった日の映像です。
本案件は
1稼働目・・・・・ホテル証拠1回目
2稼働目・・・・・ホテル証拠2回目
3稼働目・・・・・ホテル証拠3回目、不倫相手方居所おおまかな把握
4稼働目・・・・・当該第2対象者居所把握における接近戦が不可能なため
機材展開で把握する方針としたため、機材設置関係の試験的撮影テスト
5稼働目・・・・・ホテル証拠4回目の把握、2対居所の完全特定
6稼働目・・・・・交渉、示談書への動き、2対勤務先把握、氏名把握
その後、公正証書作成
というものとなり、契約から公正証書まで1カ月ちょっとだったという
異様なほどの超高速展開だったというわけです。
急ぎでしたので接近戦も必須となりましたが、真夜中の接近戦は無理でしたので
深夜は、暗視機材のみで対応したことを覚えています。
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