探偵 福岡|浮気調査、弁護士さん意見を含めての考察
2026/04/26
つばめ探偵社、福岡空港前本部です。
今日は昼から弁護士さんとの打ち合わせを予定しております。
いくつかの調査案件に対しての報告書関係、もちろん構成と必要要素の確定
さらには開始したばかりの新規案件への対応における諸々の要素について
会議を持とうということとなりました。
おそらく数時間は要するであろう内容ですね。
そして、このように懇意の弁護士さんが数人いらっしゃいますので
その際に出ます内容を書いてまいります。
今回も広島県の岡野法律事務所さんの記事を参考にして
ここに書いてまいりますね。
危険な個人での動き・・・という点を書かせていただきます。
弁護士さんが懸念する「ご本人による尾行・張り込み」の実態
『証拠を取るために、より大きなリスクを負っていませんか』
弁護士として多くの離婚・浮気案件を扱う中で、
当事者ご本人が独自に尾行や張り込みを行った結果、
証拠収集以前の段階で深刻な問題が発生するケースを少なからず経験します。
問題なのは、「証拠が取れなかった」ことではありません。
・法的トラブルに発展した
・安全上の事故が起きた
・かえって不利な状況を作ってしまった
・探偵への依頼後も警戒行動が多く、調査が難航してしまった
といった、本来の目的から大きく逸脱した事態です。
最も懸念するのは、「証拠を取るために、より大きなリスクを負ってしまう」という事態です。
ご自身による尾行・張り込みで想定される「3つの深刻なリスク」
【リスク①】法的トラブルに発展する
不審者として通報される
浮気調査では、対象者がいつ現れるか分からないため、
長時間の張り込みが必要になる場合があります。
しかし、一般の方が、
・同じ場所に長時間とどまる
・周囲を気にしながら待機する
・特定の建物の出入りを注視し続ける
このような行動を取ると、近隣住民や施設の管理者から、
「不審者がいる」として警察に通報される可能性があります。
実際に起こり得る事態
・警察官から不審者として職務質問を受ける
・浮気相手から「つきまとい」として訴えられる
・周辺住民とのトラブルに発展する
証拠を取る以前に、ご自身が法的トラブルの当事者になってしまうリスクがあります。
つきまとい・ストーカー規制法違反の可能性
配偶者に対する行為であっても、
・執拗な追跡
・待ち伏せ
・監視行為
・露見しているのに監視、追跡を継続してしまう
これらは、状況によってはストーカー規制法や迷惑防止条例に抵触する可能性があります。
配偶者だからといって許されるわけではなく、
方法や態様によっては違法行為と判断される可能性があります。
弁護士さんが経験した実例
配偶者や浮気相手から「つきまとい被害」として警察に相談され、
かえって離婚や慰謝料請求で不利な立場に立たされたケースがあります。
プライバシー侵害として損害賠償請求される
過度な監視や追跡は、相手方のプライバシーを侵害する行為として、
逆に損害賠償請求を受ける可能性があります。
特に、問題視された過去例としては
・浮気相手の自宅周辺での張り込み
・勤務先での待ち伏せ
・車両への追跡
これらは、配偶者だけでなく第三者(浮気相手)のプライバシー権を侵害する可能性があります。
『証拠を取るつもりが、逆に訴えられる立場になる』という事態は、
弁護士さんが最も避けたい展開です。
【リスク②】安全上の深刻な危険
車両尾行による交通事故
自動車での尾行は、弁護士が最も懸念する行為の一つです。
素人が車両尾行するのは危険です。
位置取りも出来ず、真後ろでの尾行は露見確定ですし
無理をして失敗するケースは何度も耳に入っています。
具体的な危険・対象車両の急な進路変更への対応
・信号無視や速度超過などの交通違反
・無理な追従による接触事故
・脇見運転による事故
・駐車違反
証拠収集のために交通事故を起こしてしまった場合、
ご自身の怪我
相手方の怪我
損害賠償責任
という、証拠収集以上の深刻な問題を抱えることになります。
証拠を取る目的で、ご自身や第三者の安全を危険にさらす行為は、強く避けるべきです。
対象者に気づかれた場合のトラブル
尾行や張り込みが対象者(配偶者)に気づかれた場合、次のような事態が想定されます。
予測される展開・その場で口論になる
・物理的なトラブルに発展する
・警察を呼ばれる
・証拠隠滅を図られる
・離婚協議で不利な材料にされる
感情的な対立関係にある配偶者との直接対峙は、冷静な対応が困難な状況を生みやすく、
事態を悪化させるリスクが高いです。
【リスク③】証明力が否定される
仮に写真や動画を撮影できたとしても、取得方法に問題があると判断された場合、
証拠として使用しにくい、または評価が著しく下がる可能性があります。
裁判で問題になる典型例
・違法な方法で取得された証拠
・プライバシー侵害と判断される証拠
・取得経緯を明確に説明できない証拠
苦労して取得した証拠が、法廷で使用しにくいものであったり、
取得方法自体が問題視されたりする事態は、弁護士として最も避けたい結果です。
配偶者による尾行・張り込みが「特に危険」な理由
配偶者による尾行・張り込みが特に問題なのは、対象者が「生活を共有してきた相手」だからです。
構造的な限界
①感情のコントロールが極めて困難
・冷静な判断ができなくなりやすい
・気づかれた際に感情的な衝突になりやすい
・危険な行動に踏み込んでしまいやすい
・感情の爆発で「突撃してしまったケース」もありました
②行動パターンを知っているからこその判断ミス
・「いつもの行動」だと思い込んで見逃す → 普段と違う行動を「ただの用事」と判断してしまう
・予測に頼りすぎて、実際の行動を見落とす → 「この時間はいつも家にいる」という思い込みで油断する
・想定外の展開に対応できない → 知らない場所に行かれた際、どう対処すべきか分からない
③配偶者には「すぐにバレてしまう」
どんな変装をしたとしても、配偶者には瞬時に気づかれます。
・体型、歩き方、雰囲気で瞬時に特定される
・使用している車両で一発で気づかれる
・普段と違う行動パターンを察知されやすい
第三者であれば気づかれない距離でも、配偶者の場合は「何か変だ」と感じ取られてしまう。
一度気づかれると、以降の証拠収集が不可能となりやすいです。
尾行・張り込みに必要な「専門的技術」とは
尾行や張り込みは、一見シンプルな行為に見えますが、実際には高度な技術と経験が必要な行為です。
特殊機器も必要ですし、周囲に警戒されない技術を磨いているのが探偵スタッフです。
専門的な技術や訓練が必要な理由
①不審者に見えない立ち振る舞い
長時間の張り込みでも周囲から不審がられない
自然な待機姿勢の維持
周辺環境への溶け込み方
→ これらは経験と訓練によってのみ獲得されるスキル
②対象者に気づかれない距離感
近すぎず、遠すぎない位置の維持
複数名での交代調査により、同じ人物が追い続けない
車両、服装、位置取りを変えながら追跡
突発的な状況変化への対応
→ 専門的な尾行では、複数名で交代しながら追跡するため、
対象者に「同じ人物がずっと後ろにいる」と気づかれにくい
③証拠として有効な撮影技術
適切な距離、角度、タイミングでの撮影
適法な撮影方法
裁判で使える形式での記録
浮気相手の顔を鮮明に撮影
浮気相手の使用車両のナンバーを明確に記録
→ 尾行を継続しながら撮影し、かつ周囲からも気づかれない
これは、専門的な訓練と実務経験を前提として初めて成立する技術です。
「撮れた写真」と「使える証拠」は別物です。
④複数の移動手段への対応
徒歩、車両、タクシー、電車などへの切り替え
見失わないための判断
交通法規を守りながらの追跡
→ 素人が車で尾行すること自体が極めて危険
配偶者自身が比較的安全に収集できる証拠
以下のような方法は、法的リスクが低く、安全です。
①自宅内での会話録音(適法な範囲で)
②LINEやSNSでのやり取りのスクリーンショット
(究極の手段は同期です)
③クレジットカード明細の保管、領収書、レシートの保管
④共有の車両のドライブレコーダー確認
⑤帰宅時間や外出頻度の記録(配偶者によるメモの作成)
ご自身での尾行や張り込みは、弁護士さんともども我々も推奨しにくいです。
探偵社に依頼する場合の注意点
探偵社に依頼する場合は、以下の点に注意が必要です。
費用面
数十万円以上の費用がかかることが一般的
総額でいくらかかるかを事前に見積もり出してもらう
品質面
探偵社によって調査報告書の品質に大きなばらつきがある
本記事で説明した「使える資料」の条件を満たさない報告書も存在する
悪質な業者も存在するため、慎重な選定が必要
確認事項:技術面
探偵業法に基づく届出を行っているか(届出番号の確認)
経験不足の素人FC業者、外注探偵の存在
これは留意すべきです。
初心者業者での調査バレ後に再依頼で来られる方は結構多いです。
過去の実績や評判
契約内容や見積金額の明確性
報告書見本を見せてもらうべきでしょう。
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