探偵 福岡｜浮気調査激闘編と訴訟前決着の威力

こんばんは、つばめ探偵社代表の舩越です。

 

いきなり「激闘」と書いてしまいましたが、対象者と戦ったわけではありませんので

ご心配無きようお願い致します。

過去の投稿を読んでいた「しのぶ」さんから

この投稿は再度出しましょうという提案をもらいましたので

今、もう一度、日の目を見せようかと思って掲出しますね。

 

現在は、収録しました動画をPCに取り込みまして

その複製を作成するという報告書用の作業を実施しております。

それが終了しましたら、今日は春吉付近で確認したいことがありますので

そちらへ移動し、そして夕方からはある浮気調査の関係で

早良区方面への移動を考えております。

 

ここのところ寒く、また、調査も続きましたので

少し疲労感がありましたが、ゆっくりお風呂にはいりましたら

回復してまいりました(*^_^*)

 

トップ写真は、必死に調査業務に入ってくれています探偵スタッフの

リエさんにしておきますね。

写真は、本当の尾行調査中の場面です。

遠目で対象者を視野に入れています。

これは順調に問題なく進んだ調査日でしたが

初期は難しい場面も出て来ていました。

ひと山超えて、平坦になったような感覚の調査でした。

 

さて、本タイトルは激闘と書いてありますね。

ここでの激闘相手は２つです。投稿した時期が今の時期ではなく

夏場だったものですから、時期ハズレの投稿引用ですが

ご容赦下さいね。

 

まず１つは、猛暑です。とにかく暑い！の一言ですね。

調査日は、尾行先目的地となりましたのは東区雁ノ巣付近某所でした。

そこに車両を置き、そこで携行型機材にて撮影、そして車内設置機材も

動かしておりました。

当然のことながら、調査車両１台は完全な無人状態で撮影を継続。

念のためということで車内からは色々なアングルで

合計8台のカメラを使っていたのですが、何とうち２台が壊れてしまいました。

ぐにゃりと曲がってしまっていましたので、内部がおそらく熱破損・・・・・

要するに外装の熱変形ですね。

これは車両の温度計の最大値を撮影しようとしたら

１度下がってしまいまして、38度となった場面です。

最高温度表示は３９度でした、暑いはずです。

 

そうなりますと「これは困った、熱破損が頻発するとデータが残らない」

・・・と不安になり・・・応援車両を呼ぶことにしまして

重要証拠場面については、まずは車両３台を配置。

カメラ数１８台にて対処してきました。

外装も熱に強い物を選びなおしています。

 

高熱への対処も秘策ができあがり、捨てアングルの２台を除いた

１８－２＝１６台が活躍をしてくれましたので

深夜に福岡空港前の事務所で映像を抽出しております。

 

なお、冬場は気温が低いから機材は安心だと思われるかもしれませんね。

実は急激な気温低下となりますと、外装ではなく機材内部が

あっという間に壊れてしまうのが冬場です。

以前、北海道や東北での行方調査などでは、ビデオカメラ2台を

壊してしまったことがあります。

もはや起動させることもできず、動画は抽出できませんでした。

もちろん、うちでは複数機材使用が必須ですから

あとから「映像が無い」などということにはなりませんが

これは結構ショックな壊れ方でしたね。

 

九州でもあります。

近い時期では、ハウステンボス、イルミネーション・・・・

撮影中、いきなり機材一つが動かなくなり、これも完全な破壊となっていました。

夏場は壊れたと言っても外装破損ですから、分解すれば何とかなります。

冬場は内部が壊れてしまいますので、分解以前の問題となっておりました。

 

とにかく高温、低温、ともに探偵の敵となることは確かですね。

そして激闘のもう一つは対象者の動きへの対処ですね。

どうしても最終的には証拠満載の報告書にしないと気が済まないというのが

自分、そして、スタッフのみんなの気持ちです。

 

つばめに依頼して良かったと言っていただかないとみっともない

と考えています。

遅れている案件のご依頼者さん、気になってあるでしょうね。

どうしても証拠なるものにたどり着きたい、そのためには無駄な時間投下が

できない・・・・という点のみを考えて、時期を待っている案件もあります。

何とかしたいと思っておりますので、もう少しお待たせいたしますね。

 

毎度のことですが、調査では、すんなり証拠がとれるものと、

警戒行動や単純ではない行動特徴がゆえに苦戦するものとに分かれます。

そのような場合、対象者が「自分たちなりの隠そうという努力」

が見えますとこちらも意地になってしまいます。

 

これは昔からの自分の習性なのですが、

【それなら徹底的にあばいてあげなくてはならない】

という気持ちが強くなるというわけです。

「負けるものか！」という気持ちでしょうね。

 

以前、そうですね・・・・数年前になりますが、

東京出張に行った対象者の警戒行動に対応できず、

❤ゆかり❤調査員と失意の帰福となったことがありました。

西区、糸島市方面からいただいた案件でしたね。

帰福前、夜中に二人で四谷のファミレスで悔し涙だったことを思い出します。

本当に悔しくて・・・・しばらくその案件が夢に出て来ていました。

 

ただ、調査時においては、「把握できなかったということだけ」であれば

再戦は可能です。

露見だけは絶対にダメですので、露見はさせてはいけません。

20年以上、露見は一度もありません。

露見させるのは、初心者FC探偵さんにお任せしており

うちでは調査分野外になります。

 

したがって、当時は、「次がある！」という気持ちでしたし、

依頼者さんは東京での不発を一言も責めませんでした。

 

そうなると・・・

もはや契約時間などどうでもいい！

勝つまでやりたい！と皆が言い出す状態でした。

 

その後から全ての作戦を練り直し、

最終的には「ぐうの音も出ない」複数回（５回くらい）の証拠集を作り上げ

福岡において東京での敵討ちができたという形となった次第です。

簡単ではなかったですが、行動特徴をかなりしつこく研究しましたので

完全な攻略ができました。

最終回・・・・初めてうちでは６人体制でした。

これは、みんなが絶対に参加させてくれと言ってきかない状況でしたので

各所、配置をばらけさせて、

ホテルのバラ入り、バラ出、もちろんホテル前後の接触証拠も

完ぺきに固めたという調査がありました。

この時は、最後・・・・あまりに完璧すぎて放心状態だったことも

よく覚えています。

 

当該浮気調査案件では、他社さんで失敗され、

そしてうちでも初期はやられてしまいましたので

依頼者さんは相当に落ち込まれたと思っていましたので、

最後は本当に安心したものです。

 

そして、証拠の威力が強く、交渉の結果、

かなりの好条件での離婚に行きついたとお聞きし、安堵しております。

対象者には数倍以上のお返しができたかなと思っています。

ここだけの話ですが、慰謝料額は4桁となった最終結果でした。

財産分与は別枠です。

 

種々の工夫を全部見破っての撮影でしたので、正直、やっと完勝できたという

満足感もありましたし、依頼者さんの顔が浮かんできた全員の目に

充実感が見えたのは、記憶から消えないでしょうね。

 

この調査では、初回の証拠がとれた時、「証拠がとれて感動している」

と言っていただいたこと・・・・

これが我々の大きな励みになったとも言えますね。

この言葉は忘れることができないものとなっています。

やはり、調査は色々な面で「ヒト対ヒト」なんだと思いました。

 

 

そう言えば、もっともっと苦戦した５年ほど前の博多区での浮気調査案件では、

やっととれた証拠を目の当たりにし、

早朝の調査現場において❤ゆかり❤調査員が

泣きながら依頼者さんに電話していたことも思い出します。

 

「やっと証拠おさえましたよ。お待たせしましたね」

と話していました。この案件は、過去最大の苦戦案件だったと思っています。

 

最初のパックでは、「こんなみっともない報告書は出したくない」と言える内容。

正直、惨敗とも言える内容でした。

この仕事を長く続けていますが、過去において・・・

「こんなみっともない報告書など作りたくない」と自身が叫んだのは

このときだけになります。

それくらい中身のない報告書でしたので、もう自信さえ無くしかけていました。

 

それでも依頼者さんは、

「自分が選んだのだから間違いはないはず。つばめを信じる」

と言っていただき、調査パックの追加もしていただきましたので

そこからはもう毎日が必死を超える動きと研究でした。

 

その後の展開としては、ある「きっかけ」で

対象者の動きが完全に読める形になったことが幸いでした。

たった1枚のあの収録写真が完勝を呼びました。

もちろん、❤ゆかり❤さんの目が全てを解き明かしたとも言えます。

 

その依頼者さんは現在では再婚され、赤ちゃんが生まれたとお聞きしております。

時々、❤ゆかり❤調査員と食事に行っていらっしゃるようで、

これもうれしく思えています。

（慰謝料額も過去最高でした。〇千万を越えたというのは、自分も驚いてしまいました。

　訴訟前決着が効きましたね）

 

上記２件はどちらも高額慰謝料で決着していますが

これらも訴訟に進んでいれば、その結果では無かったと思います。

つばめの基本姿勢である訴訟前決着・・・これは維持してまいります。

ですから、探偵会社のHPにおいて、

「弁護士が～裁判が～」と書いてあるものを見ますと

違和感というか不思議過ぎて、笑いさえ出てしまいますね。

ポイントはそこじゃないと思うよと言いたくなってしまいます。

 

今回、今、現在の調査も実は大変です。

今日は自分達の予想を超えたものでしたが

なぜか完全な対処ができたことが逆に不思議でもあります。

相性？なんでしょうかね。

確かに久しぶりに慌てた場面もありましたが、今は安心して映像を確認しています。

SDカードに収録しましたら、福岡空港前事務所に持ち込んで

キャプチャー作業に入ろうと思っています。

 

今回もそうですが、

調査直後は・・・・

どうしても激闘後の興奮が冷めないもので、妙な文章になってしまいますね(^^)/~~~

 

乱文、ご容赦をお願い致します。

 

以上、昔の投稿を引用しての「若干修正版」を書かせていただきました。

事務所作業で深夜３時になろうとしていますので

そろそろ帰ろうかと思っています。